いじめ後遺症に苦しむ27歳精神疾患持ちの僕が日常生活で困難な事、辛さを書いてみた。
こんにちは。
のぶです。皆さん、いかがお過ごしでしょうか(;´・ω・)
僕は変わらず、ひきニートなんですけどね、、(´;ω;`)
今は就労移行支援にかかろうかと考えている段階です。。手続き待ちですね。
そんな精神疾患持ちの僕ですが、
今回はいじめの後遺症について具体的に書いていきます。
過去のいじめにより心の健康が害される事はあると思うので、
そういった方に共感できるような記事を書いていきたいと思います。
イジメ、ダメ、ゼッタイ!!!
僕がいじめの後遺症で苦しんでいること
地元が怖い
今僕は実家暮らしなので地元に住んでいるんですけど、地元が怖い恐怖というのがありました。
僕がトラウマを拗らせていた18歳くらいの時は、とにかく地元から離れることしか頭になかったので、
大学は神奈川の方の大学に通い一人暮らしをしていました。
それから大学卒業後も、地元が怖い恐怖心が変わらず、住まいを転々としてたわけですが、
ここ2年のうちになぜ恐怖を感じているのかを考えたのと苦しかったのでカウンセリングをうけるようにしました。
それから数年、地元が怖い恐怖はなくなりました。
おそらくですが、いじめ加害者と会うのではないかという恐怖心、いじめがあった現場、学校、加害者の住まい等、
嫌な記憶が残っていたからでしょう。
今は昔ほどでないにしろ、いまだに恐怖はあります。
フラッシュバックする
今ではある程度解消されていますが、時々嫌な記憶がフラッシュバックすることがあります。
これは地元嫌いに通じることでもありますが、ある特定の場所、人、モノを見ると、嫌な記憶が鮮明に思い出してしまう、PTSDの症状。
これがかなり厄介で、症状が酷かった時はいじめ加害者でもないのに、
すべての人が自分を気持ち悪いと思っている恐怖
街を歩いているだけで通行人が自分を笑っている恐怖
笑われているような気がするという不安
そんな感情が入り混じっているのでまともに日常生活はできなくなってしまいました。
これが統合失調症と間違われやすいのが厄介でして、
統合失調症であれPTSDであれ被害妄想的なものに思考が支配されるのは共通していると思うので、
どちらも難しい病だと思います。
一生付き合わなければならない。そんな病気をイジメで植え付けられたという事です。
人に対し心が開けない
人に心が開けない。僕はこれが今一番つらい状態です。
自分にどんなに好意がある人でも心を開けない。兄妹や親であっても心を開くことが出来にくくなってしまうのにも悩まされてました。
現段階でもまだ抵抗感があります。とにかく漠然とした恐怖心があるのです。
これに関してですが、おそらく無意識に自分の心を防御している感じだと思います。
どんな人にも心を開いた方がいいというのはそれはそれで危ないですけど、
好意を抱いている人に対して心を開けないのはかなり辛いですね。。
自分の言いたいことが言えない
自己表現することは対立の心配はありますけど、コミュニケーションにか欠かせないものだと思っています。
自分の意見を言う事で自己を理解してもらえる。
そんな当たり前の表現の仕方が分からないというのか、過度に相手の反応を気にしてしまい、
自分の言いたい事が言えなくなってしまっているのだと思います。
なので、相手に合わせる事はできても自分軸がないような感じがして生きづらさはあります。
ですが、最近はできるだけ自分の思っていることは話すように練習しています。
多分、これは人間関係の訓練でいつかは良くなってくると思ってます。
同世代、学生が怖い
これもいじめの後遺症だと思いますが、いまだに同世代、そして学生が怖く感じますね。。
特に、学生の集団が自分の近くに通るたびに体が硬直します。固まるというのか、その集団を見ないように無意識に避けます。
あとは、同世代が怖い。
これは大学時代にはかなり拗らせていまして、同世代の友達はできたのですが、本音で話せない。
やはり何処か取り繕っている感じがしていて非常に違和感があるのです。。
同世代が怖い恐怖になってしまうと社会人になってからも同期が怖いとなってしまうため、
日常生活に支障がきたすのは間違いないです。
あと、同世代との恋愛も難しいです。
恋愛が難しい
いじめの後遺症により人全般が苦手になってしまうとなると、必然的に恋愛も難しくなるかと思います。
恋愛は出来てもどこか疑心暗鬼になってしまったり、相手を心から信用できなくなったり。。
これはなかなか難しいもので、僕自身もとても苦しんでいます。
恋愛関係に発展することは過去にあったのですが、自分が回避してしまうのです。
友達付き合いもそうですが、仲良くはなれるのですが、深い関係になると、途端に逃げてしまう。
避けてしまう。
相手からしてみたら「嫌われているのかな?」
と不信に思う事間違いなしですが、
そうではないんですよね、、これが。
嫌いだから避けているのではなく、もはや無意識に避けてしまう。これが何よりも辛い症状です。。
いじめ加害者と酷似した人がいると動悸
世の中には似たような雰囲気の人ってたくさんいるかと思うんですが、、
いじめの後遺症かはわかりませんが、いじめ加害者と雰囲気が似ている、または顔が似ている人がいると途端にフラッシュバックではないですが、
動悸、緊張することがあります。
これも多分無意識にそう感じとるようになってしまったものかと思うのですが、
相手が怪しい感じがよく分かるようになった感じがします。
いじめ後遺症の改善には時間がかかる
いかがでしたでしょうか。
いじめの後遺症って人それぞれ違うかと思うので、一般化は出来にくいと思いますが、
全体的に言える事は、自己肯定感がなくなること、対人恐怖、不安、鬱症状など、
精神的に悪影響があるのは間違いないかと思っています。
あとはいじめられた期間、子供時代か大人かで、また治療の長さも変わってくるのかなと自分は思っています。
子供時代にイジメにあっていた方がより影響はあるのは間違いなく、子供の頃に植え付けられたものは脳の発達にも影響してしまうので、
大人になってから大変な思いをするのはあるかと思います。
自信が欠如した状態で「さあ、今までの事はリセットして前を向こう!」
って言ったってそれが出来たら苦労しませんってw
やはり、失った自信を取り戻すには人に慣れていき、自分で考え行動していくのが一番の方法なのかもしれません。
ただ、いじめによるPTSDの場合、生きるそのものが困難になってくると思うので、
もしイジメにあったら逃げてカウンセリング治療を行った方が心のダメージを最小限にとどめることができると思います。
ちなみにですが、僕の場合、いじめの事を我慢し続けて精神が崩壊したのが25歳くらいの時なので、
それまでは心療内科に通院してもイジメの事を人に話すことはありませんでした。
さすがに自分でもおかしいなと気づきはじめたのがここ2年くらいなので、
いじめの治療、そして対人不安の治療には時間がかかるかもしれません。
とりあえず、僕は今はカウンセリング治療のおかげか、フラッシュバックはなくなりましたが、
やはり対人不安があるので、今度は自助グループに参加して自分の辛さを共有し、癒していく段階になるかと思ってます。
もし、僕自身がいじめ後遺症から回復していきましたら、また記事にすると思うので、
シェア出来たらと思ってます。
最後に
最後になりますが、昨今いじめに関する事件がより顕著になっていって悪質ないじめが多発しています。
そんな事件を見るたびにやはり当事者としては怒りもありますし、日本の教育制度の酷さ、無責任さに腹が立つ事もあります。
僕自身、成人している大人ですが、いじめと決別できているわけでもなく、自分の中でいまだに闘っています。生活に支障もあります。
おそらく、同じくイジメを耐え抜いて日々生きているいじめサバイバーの方々も
日常生活に何かしらの不自由を抱えながら生きていると思います。
だから、今いじめられている君も頑張れ!みたいな無責任な発言はしません。
最近は著名人がこぞってそんな感じのメッセージを書いていますけど、それは人それぞれであって、いじめの種類も辛さも痛みも捉え方も感じ方も人それぞれ違います。
僕自身もまだまだ過去と決別できたわけでもなく闘っている身なので、上から物を言う立場ではありませんが、
傷ついている仲間はいるよっていう事を伝えたいです。
これは傷ついている人がいるから君も我慢しろ、乗り越えろっていう意味ではなく、
見方になってくれる、そして痛みがわかる人がいるよという意味で書きました。
そして、いじめによりどれだけ苦しい思いをしたのか、どんな事に苦しんでいるのか、生活にどんな支障があるのか、毎日どんな辛さを抱いているのかを
残すためにブログを書いています。
これは自分のための記録でもあり、それが同じく苦しんでいる人へのメッセージになればと思ってます。
そして、いじめが人の人生を大きく狂わせるほど、辛く、許してはいけない行為だという事をこれからもブログを通じて書いていくと思います。
今回もですけど、毎度暗い記事になってすみませんでした(;´Д`)
暗い記事が減ってくれば過去を乗り越えられたという証明にもなるかもしれないので、
暖かい目で見守ってくださいw