気ままにいこうよ

いじめ、うつ病、ニート。ネガティブ人間が模索、提案するブログ

「ひきこもり」という言葉が当事者をさらに追い打ちをかけて孤立状態を助長させる

こんにちは。

のぶです。

 

最近暑いですよね(;´Д`)

こんな日は外に出るのも嫌になる時期ですよね。。

 

自粛生活は解除されてきてはいますけど、こんな暑いんじゃあ外に出る気も失せますよね(;´・ω・)

 

そんな真夏の時期真っただ中ですけど、今回はひきこもりについて僕が思う事を書いていこうかなと思います。

 

僕はひきこもりかと言われたらどちらかというとニートの部類になると思いますが、

 

就労移行支援以外は家にいる事が多いので多分ひきこもりです。

 

そんな僕がひきこもりの生きづらさの部分について語っていこうかなと思います。

 

ひきこもりになるきっかけは人それぞれだよね

最近でもないですけど、定期的にひきこもりに関してニュースで取り上げられますよね。

 

今は自粛もあって在宅ワークの流れになっているので自粛のために家にいる事を推奨しているからか、

 

メディアさん方はひきこもりを叩くニュースがこぞって減りましたけどw

 

まあ、そんな時期なのもあってひきこもりについて当事者である僕が語っていこうかなと思うんですけど、

 

ひきこもりって要は社会的孤立ですよね。

 

完全に居場所がない状態がいわゆる、ひきこもりだと思うので、

 

就労してないとか以前に居場所がないから家から出る事ができない、または家から出ても自分の居場所がないではないでしょうか。

 

僕は一応家に出ることはできますし数少ないですが友人もいます。遠方ですけどw

 

現在は就労移行支援に通いながら今後どうするのかを考えている最中なので、

 

ひきこもりを脱したといえば脱せましたが生きづらさに関してはずっと抱えている感じです。

 

この生きづらさに関してはいろいろあると思うんですけど、

 

やっぱりひきこもり当事者が感じているのは一番は働いていない事による負い目ではないですか?

 

僕は現在20代後半なので同世代は働き盛りな年齢だと思いますが、

 

やはり昔の友人と話しても会社の話とかになるので、働いていない当事者と働いている人とではやはり共感はできない部分はあると思います。

 

そんな自分に負い目を感じてひきこもってしまう事も考えられますね。僕がそんな感じですw

 

僕自身どうして引きこもったのかと言われたら、

 

学生時代からいじめにあっていたので成人したときに我慢が吹っ切れて引きこもってしまったわけですが、

 

精神疾患を患っている身で元いじめられっ子なので、やはり一般人とは違うなというのは感じていました。

 

特にトラウマに支配されていた期間が長かったのもあって、治療をしていく段階で「自分が何をこれから楽しめばいいのか」

 

も分からなくなってしまった感じです。

 

学生時代はとにかくイジメから逃れる事しか頭になかったので、学生時代からかなりの鬱症状に悩まされてきました。

 

精神科に通い始めたのも二十歳の時ですし、中学から高校、大学の期間はとにかく自分の人生が抜けている期間でした。

 

そんな状態でも「ひきこもりだけはヤバい」と思っていたので、無理やりでも学校に通っていたのですが、

 

そんな心身共に酷使した状態だったのか、途端に精神が壊れ社会に旅経つ事ができずにひきこもってしまいました。

 

まあ、結果的に学校に通ってもひきこもる運命だったと言えばそうなってしまいますけど、

 

あの時、我慢して通ってしまったから今精神疾患を患ってしまったのか、

 

学生時代にひきこもっていればいじめの後遺症もなく何事もなく社会に出れたのか

 

と日々自問自答を繰り返しています。

 

でも、ひきこもるきっかけとなったのは僕の場合学生時代のいじめだと思っています。

 

ひきこもりという言葉がさらに苦しめる

そんな僕自身、ひきこもりという言葉が嫌いです。当事者だからと思いますけどw

 

でも、ひきこもりというのはもはや扱いが人じゃない異質な存在のように扱われているようで、

 

たぶんどの当事者からしてもいい気持ちにならないと思います。

 

ひきこもり、ひきこもりという事自体がどんどん当事者を苦しめているのではないのかな

 

なんて思ったりしています。

 

ひきこもりの定義もよく分からなくなってきてますし、、、

 

働いても一人暮らしでずっと孤立している人はひきこもりになるのか、

 

家にいるけどゲーム仲間がいたり、メール友達がいるのはひきこもりになるのか、

 

外にでれるけど、コンビニくらいで社会参加できていない人はひきこもりになるのか

 

生活保護受給者は?

 

と言われたら、正直みんな一様にひきこもりと呼んでラべリングできないじゃないですか?

 

ひきこもりというくくりを創る事自体がそもそも間違いで、

 

そういった差別用語かわからないですけど、そういった社会的な弱い立場の人をそう呼んでしまう事がそもそも差を生んでいるのではないのかな?

 

なんて感じています。

 

そしてひきこもりの話になると、絶対に自立、自立、社会復帰だーって話になりますけど、

 

では高齢で孤立している人や障害があってひきこもらざるをえない人もそうやって自立を促すのでしょうか?

 

後は、病気を患って自宅でひきこもり状態になった人をひきこもりと呼んで無理やり就労機関へと繋げて自立を促す事が

 

果たしてその人のためになるのかと言われたら微妙ですよね。生活保護で暮らしている人もいますし。。

 

確かに就労できるのが一番いいですけど、何かそういった偏見の目ではないですけど

 

ひきこもりと呼んでいる事に違和感を感じています。

 

もう、その時点で生きづらさになっているのでは?と思うのです。

 

ひきこもりひきこもりと報じるからますますひきこもる

ひきこもり状態になってしまった人って自己肯定感がダダ下がりの状態だから引きこもるんですよね。

 

確かに精神的な疾患もあるとおもいますが、孤立はしなくてもなんとかデイケアに通ったりすればいいと思うのですが、

 

ひきこもり状態という事は自己肯定感が0の状態なのではないかなと思うのです。

 

そんな弱っている状態にですよ、追い打ちをかけるかのようにメディアで「ひきこもり特集」

 

と報じて、詐欺まがいな悪質業者と当事者の様子を報じ、果たしてそれでひきこもりが治るのかというと

 

僕は治るどころか世間にひきこもりという差別ワードを定着させ、より偏見を強くしている可能性をかんがえると、

 

本当にひきこもり状態への改善とは言わないと思います。

 

むしろ悪化させているんじゃないかななんて思っています。

 

ひきこもりの自立に関しては特集するくせに、精神障害への特集は皆無に近い状態ですからね。

 

うつ病患者なんて年間うなぎ上りで、ひきこもり予備軍の方々がどんどん生まれているのに、

 

そういった当事者の声はあまり報じない。

 

最近はYouTube統合失調症うつ病の当事者が動画を上げていますけど、あくまで個人で上げているだけなので、

 

精神障害名で検索をかけないと検索に引っかからない。

 

YouTubeは盛んになっていますけど、やはりメディアの方がまだまだ力があるわけですよ。

 

そういった影響力があるのに、ひきこもりとなったら改善策というよりかはネガティブな事を報じたせいで、

 

僕はひきこもりと呼ばれる孤立状態が悪化していったのではないかなと個人的に思います

 

今回は僕自身がひきこもりだからか分からないですけど、自論を書いてみましたw

 

まあ、ゆうて社会復帰できていないですからねw

 

きままにやっていこうと思いますm(__)m