ひきこもりの人が自分の事をあまり卑下しすぎて追い詰めない方がいい理由
こんにちは。
のぶです。
僕は二十歳でうつ病になり引きこもりも経験したものですが、
ひきこもっていると必ず起こるのが「自己嫌悪」ですね。
毎日毎日自己嫌悪と劣等感の闘いだと思いますが、僕もいまだにそんな日々が少なからずあるのですが、
今回はひきこもる事を肯定といいますか、本当はひきこもらない方がいいんですけど、
ひきこもっている人のメンタルを少し軽減させるような考えを書いていこうかなと思います。
ひきこもりはライフスタイルであり背景も家族も人それぞれ違う
今、引きこもっている人ってけっこういると思います。多分ですけど、ツラいと思います。
もし、引きこもる事が辛くなかったら、自主的にひきこもる選択をすると思いますが、
いきなり引きこもってしまった人はそうではなくて何かしら原因があるはず。
あと、もし悩んでいなければ堂々としてていいと思うんですけど、
自分自身が外に出て人との繋がりが欲しいと思っていたり、焦りが出ているのであれば
外と繋がりたい欲があると思います。
でも、出れない。。
その理由は人それぞれ違うと思いますし、引きこもる人の環境も異なります。
家族仲が悪くて引きこもる人もいれば、全く外には出れない人もいますし、外には出れるけどコンビニに買い物するくらいで社会参加できていないとか。。
いろいろです。
中には生活保護で引きこもっていたり、病でひきこもっていたり、親がお金持ちでひきこもりライフを満喫していたり等、
本当に背景はいろいろです。
なので、自分自身が何かしらの理由で引きこもってしまったショックはあるかもしれません。
ですが、あまり引きこもったことを負い目に思わずにライフスタイルとか、ちょっとした休息くらいに思ってもいいかもしれません。
普段家にいるけど家族との繋がりがあるのであれば別にそれでもいいと思います。
引きこもってしまうと自己肯定感がかなり下がると思いますが、それ以上、自分いじめをしなくてもいいのかもしれません。
焦りが不安を呼び、それで動けないという悪循環が生まれるよりかは、
今は休息、休養、ライフスタイルと思って、心に余裕が出てから外に出る練習をすることを検討してみる、外との繋がりを考えてみるのがいいかもしれません。
ひきこもりを一色単に考えない方がいい
僕はひきこもってから家族会に参加するようになったのですが、
そこでは当事者だけでなく親御さんもいらっしゃったり、色んな年齢の方がみえたりしていました。
そこである当事者会の日にちょうど、ひきこもっていた方の事件が多発して事がありました。
練馬区による親が子を殺めてしまう事件の事とか、あとはひきこもる当事者が通り魔のようになってしまった事件。。
あの二つの事件から引きこもる方が「犯罪者予備軍」みたいな報道をされ、
メディアは大々的に報じていたと思います。
それから、家族会で話を聞くと親御さん方による電話が殺到したみたいで、
事件の影響から自分の子供もそうなるのではないか?と心配されていたみたいです。
ですが、もしひきこもる方が事件を起こしていたのであればもっと事件の件数が多いと思いますし、実際事件を起こす件数は少ないです。
なので、実際はひきこもる人は犯罪者予備軍どころか、ツラい立場にあると思うのです。
親御さんも当事者もなんでもそうですが、あまり1つや2つの事例を自分自身と当てはめてしまうと、
より不安や焦りに脅かされてしまうので、やめて方がいいのかなと思いました。
僕も自分自身がひきこもりと認めるのもどうなのかなと思う事もありました。結果、人と関われるきっかけも出来てよかったのですけど、
あまり自分自身の事を引きこもり、引きこもりとしてしまうと、
よりメンタルがやられると思うのでライフスタイルの一環として捉えて徐々に社会と繋がればいいのかなと思いました。
まとめ
最後になりますが僕も完全に引きこもり、ニートを脱したとは言えない状況です。
ですが、以前よりかは就労支援や家族会、サポステと繋がれたおかげか、あまり卑下しすぎる事も減りましたし、
まあ、少しずつ頑張るか、、くらいに思えるようにはなりました。
完全に脱したとも言えませんし、やはり外に出て社会復帰したいなって気持ちは強いですが、
そういった不安は原動力にもなりますが、逆に外に出れなくさせるくらいの不調にもなりかねないので、
自分のペースを心掛けていくことをおすすめします。
自分の粗を探すときりがないのですが、引きこもっているとどうしても過去のことや自分の欠点ばかりに目が向いてしまうと思うのですが、
徐々に頑張った自分を肯定するようになると、気持ちも外に向いてくるのかなと思うので、
焦る事なく社会と繋がるといいかもしれないですね。
僕もぼちぼちやってますw