ひきこもりからの回復には福祉の力が絶対必要!就労では治らないワケ
こんにちは。
のぶです。
僕はひきこもりなのかニートなのかどっちつかずな感じですけど、今は就労移行支援にかかりながら体調を整え就労を目指しています。
とりあえず、ひきこもりは回復した感じです。
そこで思ったのは
ひきこもりからの回復には福祉の力が必要になってくるなと思いました。これは僕の経験からです。
では、なぜ絶対に福祉のサポートが必要なのかを書いていこうと思います。
ひきこもりは自らの意志ではなく精神疾患から引きこもる
ひきこもりの方のイメージですと、働いていなくていつも家でダラダラしているイメージかと思います。
確かにそういった方もおられると思います。
それが良いか悪いかではなく、そういったライフスタイルを送っている人はいます。僕も大体そんな感じの生活ですw
ですが、ひきこもりとは僕は自分の意志でひきこもりになる人は少ないんじゃないのかな?
って思っています。
むしろ、生きづらさを感じていて精神疾患を抱えている場合があるからです。
日本では統計では確か10人に1人の割合で生涯、精神疾患を患う人がいます。
メンタル的な病はもはやポピュラーな状態です。統合失調症は確か100人に1人なると言われるほど、かなり身近な病になっています。
そういった環境にある事が前提としてあるから、精神疾患⇒ひきこもりのパターンになるのではないかなと
僕は思っています。
仮に自分の意志でひきこもるのであればわざわざ人間関係を自ら断って外の世界と壁を作る意味がどこにあるのかという事。
今では在宅勤務も増えているから自然とひきこもりとなる場合もありますけど、
あれはひきこもりというよりはワークスタイルとしての一種なので、
在宅ワークがあるからというのは自らの意志でひきこもったと言えます。
ただ社会問題になっているひきこもりはそういったワークスタイルの話ではなく、
孤立だと思います。
それで孤立の背景には精神障害により生きづらさを抱えている場合があると思うので、
自らの意志でひきこもったというよりは精神障害により動けなくなったが正解でしょう。
社会参加できていない人でも通院日には病院に足を運び、後は家で休息する人も多いので、
そういった人で人との関わりが薄れてしまうと生きづらさに繋がり長期のひきこもりになる可能性があります。
長期のひきこもりの人は特に医療と繋がっていない場合があるので、
僕はどうにかして福祉のサポートは受けるべきだと思っています。
ひきこもりの回復は就労だけではない
ひきこもりの回復というと就労に繋げる人は多くいると思います。
ですが現実的には難しいと思ってください。
まず第一に先ほども書いた通り、ひきこもり状態というのは自らの意志に基づいたものではないという事。
むしろ、病によってそうならざるを得ない状態なのです。
なので、僕はひきこもりの回復には先ず福祉、医療と繋がる事からかなと思っています。
そして体調が回復するにつれ自ずと人との接点を持ちたいを思うようになってくるので、
インターネットの友達でも外の趣味の場でも当事者会でも出向くことをして、
社会と繋がる、人と繋がる事が僕は良いと思います。
就労はそれからの話なので先ずは心のエネルギーを回復させるために医療にかかる事をしないと、
仕事に就いてもまた引きこもる事になります。
ひきこもりのゴールは就労ではなくサポートを受ける事です。それも医療、福祉的なサポートです。
就労はできた方がいいとは思いますが、難しい場合は福祉のサポートをうけて就労を目指した方が再度ひきこもり状態にならずに済むと思うので、
困ったときの相談先として幅を広げる事が後先、役にたってくると思います。
まとめ
今回はひきこもりの回復について書いていきましたが、僕はひきこもりの回復は周りのサポートなのかな
と思っています。
ひきこもりを甘えと言ったところで回復にはつながらないので、
そういっている暇があるくらいなら当事者の苦しみを理解する事に繋げてみた方がいい。
周りが理解する事によってひきこもり状態の方も安心して社会に復帰できると思うので、
ひきこもりからの回復には病院でもデイケアでも保健所でもサポートを受けてみる事をおすすめします。
ちなみにですが僕はまだ仕事に繋がったというわけではなく、今は就労移行支援にかかれるようにまでになりました。
ひきこもったきっかけはやはり精神障害を患った事、過去のいじめによるトラウマです。
外に出る気力も人と会ったり遊んだりする元気もなく、家で寝てる事しかできなかった状態から
ようやく重い腰を上げて周りのサポートを受けながら仕事を探している段階ですので、
ひきこもりの回復には先ず福祉の力を頼ってそれから仕事の事を考えるようにしましょう。
ひきこもりの回復=就労だけではなく、当事者がいかに過ごしやすくするかだと思うので、、、
そして福祉に通っていれば障害年金というパターンも見えるようになります。
働く事が回復と思わないようにそれぞれが過ごしやすいところを目指す意味で福祉のサポートに繋げるのが得策だと思います。
訪問介護なんてのもあるみたいですし、、僕は知らずにずっと自分で精神科を探してたりしたので(´;ω;`)ブワッ
また、精神障害はかなり難しい病なので、当事者家族が抱え込んで苦しまないためにも保健所に相談するなどして福祉を頼ることが先決だと思います。
あと、変にひきこもりの自立を促す業者みたいな詐欺には引っかからないように。。
あれはただの人権侵害の業者ですので、、マジで(-_-;)
実際にお世話になったわけではないですが、いろいろ問題になってるから。そして家族との溝が深まるばかりなので止めた方がいい。
ひきこもりの方をサポートというよりかむしろああいった業者は新手のビジネス、金目当てと思っていいです(;´Д`)
福祉に繋げてくれるならまだわかりませんがね。。(;´・ω・)
まあ、僕自身もまだまだなので、参考になるかは微妙ですが、当事者の方々、お互い少しずつ生きましょう^^