うつ病の治療に焦りは禁物!焦れば焦るほど症状が悪化するやっかいな病
こんにちは。
のぶです。
僕はうつ病治療を続けて7年は経過している、精神疾患持ちの当事者ですが、
うつの治療にあたって苦労しているのが焦りです。
どうして焦っているのか、何故焦りが出ているのかと言われたら、漠然とした感じなので自分自身でもわからないところがあるんですが、
「早く治さなきゃ」「早く元気にならないと」
という思いがあって焦りの感情が出てしまいます。
では、そういった焦燥感に支配されている時にどうやって心を落ち着かせているのかを今回は書いていこうと思います。
焦っている時ほどうまくいかない
焦りの感情に支配されている時ほど周りがみえなくなったり、自分の事を客観視できなくなってしまうと思います。
僕自身、焦りに支配されそのたびに転んでは挫折を繰り返してきたのでわかるのですが、
焦っている時ほど物事ってうまくいかないんですよね。
焦りの感情があるという事は、何か自分が成し遂げたい事があるのかもしれませんし、
後は私生活で困った事があって焦っているのかもしれません。
ですが、焦りに身を任せている時ほど、心に余裕がないので結果うまくいかない事が大半です。
心に余裕があるからこそ、落ち着き冷静になり、視野が広がり、物事をきちんととらえる事ができると思うのです。
なので、焦りで行動しないように十分注意する必要があります。
焦りは時に行動を促す原動力になりますが、原動力なだけでそれが結果に結びつくかはイコールではないのかもしれません。
特にうつ病治療するにあたってどうしても焦りの感情が出てしまいがち。
早く元気になって仕事しなくちゃ。。と思っていても体が動かない。なんて事は普通にあります。
なので、うつを治療するにあたって焦りの感情には注意が必要です。
焦って冷静な判断ができないあまり、とんでもない事に繋がってしまう事もあるので。
症状のせいで焦りが出てる事も
うつ病の症状の中には、過剰な焦燥感に陥ってしまう事もあります。
本人は病気の症状のせいではないと思っていても、実は病気がそうさせている場合もあるのです。
僕も経験があるのでわかるんですが、焦りが病気のせいではなく、自分がそう思っている可能性もあると思いますが、
実は過剰な焦燥感は病気の症状の1つだったという事はあります。
なので、そういった時はきちんと担当の医師に相談した方がよさそうです。
「漠然と焦りが出ているんですけど、、、」
でもいいので、専門医に相談してみるとそれが病気の症状である事を教えてもらえるかもしれません。
治そう治そうと焦らない事が回復の近道
うつ病だけでなく、どんな病でもそうかもしれません。
今までの日常生活を壊してしまうほどの病を患ってしまうとどうしても焦りが出てくると思います。
ですが、精神疾患の治療にあたっては焦りが治療を長引かせる場合もあるので十分用心していた方がいいと思います。
先ずうつ病の治療は長い闘いになるので、治そう治そうと思わない事。
確かにある程度治す努力は必要ですが、根気で治る病ではないので自分だけでは難しいです。
なので、治してくれる専門医に頼り、いつか良くなる事を信じてみる事が健全だと思います。
完璧に治る事は難しい病ですが、よくなると思ってきちんと医師から処方された薬を忘れずに飲む。
そういった当たり前の事をするのが一番の近道だったりします。
僕は激うつ期から大体7年目で回復の兆しが見えてきた感じはありますが、先生を疑って病院を転々としてた事もありました。
現在は5つ目の心療内科を受診していますけど、正直焦りに身を任せて自分の力だけで解決しようとしていたのもあって、
結果遠回りになりました。
もしかすると、入院治療していた方が生活面のサポートもあって早く良くなっていたのかもしれません。
なので、治す努力はとても大事ですが、治そう治そうと思うと悪化したりするので、
十分注意しておくようにしましょう。
ゆっくり自分のペースで治す事が治療の近道
うつ病って見えない病ですし、精神的な疾患なので、どうしても心の持ちようだと思ってしまいがちですが、
明らかに病気なので、焦って治したところで再発を繰り返すだけです。
うつ病という難しい病をよくするには、焦りに身を任せずに、いかに休むかだと思います。
うつ病の一番の治療薬は休養です。とにかく寝て休んで食べていく事で回復に繋がっていきます。
治そう治そうと思って寝て好きな事して食べてってしても意味はありません。
それは本当に休んでいる事にならないので。。
ただ、これが難しいところで、うつ病当事者はきほん真面目なので休む事が苦手だと思います。
(僕自身そうです(;´・ω・))
休むこと=甘え、だらけてると心の中で思っている節があるかと思いますが、
最近は甘えてもいいやと楽観的になってきました。
そうやって楽観的に考える事が一番の薬だと思うので、適当に過ごしてみるのもいいと思います。
焦りに身を任せるのではなく、自然とよくなる事に身を任せてみる事が回復に繋がると思います。
決して治そう治そうと思わないようにしてくださいね。