就労移行に通う精神疾患持ちが就労移行支援に通うメリット、デメリットを話します
こんにちは。
のぶです。
僕はいま、就労移行支援に通っています。今通い始めて約5か月が経ちました。だいぶ事業所に通うのも慣れてきたので、
今回は就労移行支援事業所に通うメリットデメリットを話そうかなと思います。これから通おうとしている方の参考になれば幸いです。
就労移行支援に通うメリット
メリットの1つは規則正しい生活リズムが取れる事。
メンタル疾患を患うとまず生活リズムが崩れるので、安定して通うという目標が立てれるのがよかったです。
体調が悪い日もあると思いますけど、それを安定させて通おうという目標が生まれるのがこの5か月間で感じた事ですね。
どうしてもいきなり週5日通いたくなるといいますか、通う事が出来るだろうと思っても、これがなかなか難しいと実感すると思います。
そういったのも含めて自分自身の課題にできてどう対処するかも学べるかもしれません。
あとは、居場所がある。というメリットですね。
就労移行でなくてもいいんです。デイケアでも。でも、同じ悩みを抱えている人って自分だけではないんだよ。という感覚がわかりました。
年齢層もばらばらですし、仕事をしていなかった、したことない人も当然います。それが良いか悪いかではなくて、
そういった人もいて自分と同じ経験をしてきたんだなという孤独感が薄れるといいますか、
自分だけではなかった感じは実感しました。
僕は今までずっと人に症状とか話した事ないですし、話すのも戸惑って自ら心を閉ざしてしまう事はありました。
今でもありますけどね
ですが、そういった心の問題を抱えている人、似たような人が事業所にはいて、見た目は普通に見えても内面に抱えているものがあるんだな。。
と客観的に見る事ができました。
もちろん、僕もそういわれます。うつ病である事を話してみたところ
「でも普通に見えますよ^^」って。
そういわれてなんといいますか、心が楽になった感じはありました。なので、就労移行って就労にこだわらずにそういった利用者同士の話、体験談が話せる場としてアリだなと思ったのと、
就労に悩んでいる当事者は普通に多いなっていう事は通ってみてわかってきました。
就労移行支援のデメリット
デメリットはお金の負担がかかる場合があることですね。僕の事業所は電車でいける距離なんですけど、
それでも毎日となると交通費がかかります。その出費が嵩張るとお金の心配が出てくるのでなるべくなら徒歩圏内の所がよさげかもしれません。
僕は都心にも関わらず徒歩圏内の事業所が全然ありませんでした。。どこもバスか電車ですし、いかにも就労、就労ってところなので、引きこもり明けからは負担に感じました。
あとは、何もしない事があるので暇をつぶすだけになってしまう事です。
何もしないわけでもなくてきちんとプログラムはあるのですが、就労に関するプログラムがあまりないのか漠然としているので、
「これ、意味あるのかな?」なんてプログラムは普通にあります。
ただ、色んな事業所はありますが、あまり専門知識を身に着ける事に期待はしない方がいいと思います。
あくまで体調をならす。働けるようにする体力づくりと思っていた方がいいですし、専門的な知識はハロワがあるので、そういったところに相談するといいと思います。
ただ、職員さんと履歴書の添削やどんな仕事があるのかの紹介や企業実習もあるので(僕のところは少ないですが)
そういったのを目当てに通うのも全然ありですね。
僕も実習目当てと体調安定を考えて通うのを決めましたので。。
あと、デメリットは特にはないですかね。
自分に合った就労移行支援事業所に通おう
就労移行支援事業所もかなりありますので、大手から小さい事業所も様々ですが
僕は大きいところが良いとかは関係ないと思いました。
実際会社に入ってもそうですけどどんなに大きな会社でも通えないほどブラックなら働く意味もないですし行きたくなくなるので、
就労移行支援も通えるところに通う事、自分が通いやすいな、いいなと思える場所を選ぶといいと思います。
あとは、何か仕事のスキルを身に着けるという事業所も沢山あると思います。IT系とかね。。
でも、僕みたいな社会人経験が浅い人にはおすすめできません。
その前に、先ず精神的、体力的な体調面の問題があるので、そういったものは元気になってから職業訓練でもいいと思うのです。
実際、障害者向けの職業訓練もあります。
なので、スキルを求めるのではなくて、コミュニケーションやグループワーク、安定して通所することを考えて通うといいと思います。
僕もまだまだですが、最近は5か月目にして週4日くらいは通えるようになっています。先週は週に5日通えました。
そういった微かな成長がわかるのも就労移行のいいところかもしれないですね。