社会不安障害の原因、症状、恐ろしさを当事者が紹介。うつ病よりヤバいかも。
こんにちは。
27歳ヒキニートしてます、のぶです(;'∀')
僕はこのブログで精神疾患(うつ病、社会不安障害)をカミングアウトしているんですけど、
今回は社会不安障害について書いていこうかなと思います。
精神疾患でも色んな病気があるんですけど、社会不安障害についてはあまり知られていないかもしれないので、
当事者目線で書いていこうかなと思います。
社会不安障害ってこんな病気
社会不安障害って皆さんご存知ですか?
不安障害って名前がついているので、おそらく不安を感じる障害なのかなと想像できるかと思いますが、
まさにそのとおりでして、社会不安障害は極度な不安を感じてしまう病になります。
例えば、人前でプレゼンするとき、誰もが緊張するかと思いますが、
社会不安障害の方は緊張の仕方が極端です。
「プレゼンしたらミスするんだろうな。。」
「プレゼンでミスしたら人に馬鹿にされるんだろうな。。」
など、過度に緊張してしまい、それが社会生活に支障をきたすほどになる病です。
多分、普通の人からしたら
「緊張なんて当たり前」
「失敗なんてよくあるからそんなに気にするな」
と思うでしょう。多分、それが普通だと思います。
ただ、社会不安障害を拗らせてしまうと、死ぬんじゃないかってくらい極端な思考になってしまうのです。
死ぬは大げさかもしれないですが、当事者からしたらそのくらい苦しい思いをしているので、
そうならないように「回避行動」をとるようになります。
社会不安障害の方は漠然とした不安が頭から離れません。もしプレゼンの前とかになるとマイナスのイメージを想像してしまいがち。
なので、初めに不安を予見して回避してしまう行動に移ってしまうのです。つまり、プレゼンであればバックレるとかです。
そんな極端な風になってしまうのが社会不安障害なのかなと僕は思っています。
では、僕の社会不安障害で実際にあった事例を書いてみたいと思います。
僕の社会不安障害の症状
1、面接で受かったのにバックレ
これは、実際に何度もあったことなんですけど、社会不安障害を拗らせていた僕も
何度か面接に出向いたことがありまして、会社に採用されたことがありました。
ただ、受かったのに会社に行くのが怖くなり、メールで辞退の連絡をしました。
正直、働きたい気持ちはあるんです。
でも、無意識な不安が生じ、僕は面接を何度も自体しています。受かっては辞めてを繰り返しているんですね。
これはなぜかというと、職場の人間関係に恐怖があるからです。
別に入ってもいない会社に何を不安を抱いているんだと思うかもしれませんが、
過去のイジメ体験から連想し、職場内でもいじめが起こるんじゃないかと考えてしまったのです。
社会不安障害とは対人恐怖症、赤面恐怖、場面恐怖など、いろんな症状があるので、僕は一概にこの症状があるとは書けないのですが、
多分、対人恐怖が酷かったんだと思います。でも、どうにかして働きたい思いがあったので面接には何度も挑戦してました。
2、友達付き合いができない
社会不安障害を拗らせてしまった僕は、ある程度は友達付き合いができるんですけど、
特に同世代の方が苦手意識があって、同世代の人が集団で集まる場はなるべく避けるようにしてしまいます。
これに関しても学生時代のイジメが関係していると思っているんですけど、
同年代の人と付き合うとまたいじめが起こると連想して自ら避けてしまうのかなと思ってます。
友達はいたんですけど安心感がない。
どこかしら恐怖を感じている自分がいました。そんな感じで回避行動を繰り返していたらいつの間にか引きこもりになりました(´;ω;`)
3、人前に立てない
僕の大学生時代の話なんですけど、当時管弦楽団のサークル活動に参加していました。
というのも、特技ではないんですが、実はバイオリンが弾けるんです。
ある程度ですが。。
実は小さいころからバイオリンを弾いていたので、舞台に立って演奏するのは慣れていました。
観客でもないですけど、人が多いところで演奏する事もしょっちゅうあったので、
舞台にたって人前で演奏することに対し不安はなかったのです。そんな小さい時代を過ごしていたので、
人前に立つ事に恐怖を感じるとは思わなかったんですが、この社会不安障害を患ってから極度に人前に出る事が怖くなってしまいました。
きっかけは確実に学生時代のいじめですw
4、恋愛ができない
これは社会不安障害かどうかは分からないんですが、対人恐怖の症状からかわかりませんが
恋愛ができません。モテないのもありますけどねw
ただ、大学時代や高校時代はある程度ではありますが、恋愛に発展した事が何度かあります。
ですが、社会不安障害を拗らせていた僕は、相手からのアプローチから逃げてしまいましたw
今思うと、最低だなと思うんですけど、当時は自分でも何が起きているのか分かりませんでした。
というのも、僕もその人が好きなんですよね。
心ではめちゃくちゃ嬉しいし親しくなりたい思いはあるんです。
ですが、それと同時にかなり強い恐怖心、不安感が頭をよぎるのです。
これは社会不安障害というよりイジメによる自己肯定感の低さが大きいのかなと思うのですが
「自分なんかより良い人と付き合った方が相手も幸せなんじゃないかな?」
「自分には勿体ない」
なんて負の感情に負けてしまい、僕は回避行動をとってしまいました。つまり、その場から逃げましたw
人と親しくなりたいのに恐怖からなりたくないとブレーキをかけてる。
ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでるような感覚に近いかもしれません。
そんな矛盾した感覚は多分精神疾患を患った方であれば理解できるかもしれませんね。
うつ病も頑張りたいのに頑張れない感じなので。
社会不安障害とうつ病は密接した関係
社会不安障害とうつ病の関係はかなり密接した関係かなと思ってます。
不安障害を拗らせると間違いなく日常生活がおかしくなるので、人と同じようにできない自分に嫌気が指し
次第に鬱々とした気分になり、うつ病に発展します。
逆に、うつ病になってから不安感が増して、対人恐怖や場面恐怖の症状になるパターンもあります。
これに関しては人それぞれになりますが、間違いなくどちらの疾患も日常生活に支障をきたすのは間違いないです。
それほど、恐ろしい疾患であることを認知してもらいたいですね。
社会不安障害の原因は過去のトラウマかも
では、社会不安障害になる原因は何なのかというと、
一概にはこれだ!と言えないですが、おそらくトラウマが関係しているのかなと個人的には思います。
トラウマも色々ありますけど、特に人間関係でのトラウマです。
僕の場合、学生時代の暴力的なイジメ、侮辱等を中学、高校の6年間、体験したので、
もはや社会不安障害である自分が普通くらいになってしまいましたが、
おそらく社会人になってからも発症する人はけっこういます。
例えば、上司によるパワハラ、仕事のミスを指摘される、プレゼンで突然発症等、
人それぞれ、社会不安障害になるきっかけはあると思います。
ですが、共通して言えることと言えば人間関係で発症するものなのかな?と僕は考えています。
重度の精神疾患もそうですけど、精神疾患を患うほとんどの原因が人間関係のストレスだと思ってます。
特に、イジメ、パワハラはかなり厄介です。
社会不安障害だけでなくPTSDになるのも全然あり得る話です。
僕自身も社会不安障害ではなく本当はPTSDなんじゃないかな?と疑ってはいますが、
それほどイジメ、パワハラによるダメージは大きい事を知っておいてくださいね。
もし社会不安障害で長く悩まれている方がいましたら、どこに原因があったのか、自分で探してみるのがいいかと思います。
その思い当たるきっかけがありましたら、カウンセリングをうけて治療することをおすすめします。
まとめ
今回は僕が患っている社会不安障害という精神疾患に関して書いていきました。
正直、精神疾患に関しては病名はまちまちなので、本当に自分が社会不安障害なのかはわかっていません。
病院の先生によってはうつ病の場合もあるし、PTSD、社会不安障害もあるし発達障害の可能性もあるかもしれません。
でも、精神疾患はもはや身近な病である事は間違いないので、体に異変を感じたらすぐに病院に通うか、仕事を休むかして、逃げる事をおすすめします。
僕は学生時代に発症したので成人した今から思うと過去の話になるんですけど、
10年経っても苦しんでいます。
学生時代の僕は馬鹿真面目だったのでイジメから逃げずに耐えていましたが
そんなことをしてもいい事なんて1つもないので、
やばいと思ったら逃げる!!
我慢は死を意味するくらいに思って、逃げて生き延びる事をおすすめします。
たとえ僕のように社会不安障害になったとしても人間関係のリハビリをすればきっと良くなる可能性もありますので、
他人事ではないですが、少しずつ前を向いていきましょう。
僕もまだまだですけどねw
では(^_^)/~