いじめ後遺症、トラウマのケアとして当事者会、グループ療法は効果的!
こんにちは。
のぶです。
僕は現在、トラウマケアの一環として、同じいじめサバイバーの方が集まる当事者会に参加しています。
他にも引きこもり当事者会に参加したり、就労移行支援と呼ばれる同じ精神疾患を抱える方の社会復帰をサポートしている施設やサポステにも通っているため、
いろんな当事者会に今は参加しています。
そんな中で気づいた点やメリットを書いていこうと思います。
トラウマケアとしてグループ療法は効果的
僕は過去のトラウマに限らず色んな当事者会に参加していて、大体2年ほどたちますが、
当事者会に参加してみてよかった点がいくつかありました。そこで得た事を書いていこうと思います。
仲間ができて孤独でなくなる
当事者会に参加するという事は、ある共通する悩みがあるから参加するのだと思います。
僕は学生時代のいじめに関するグループ療法に月に一度参加していて、そこで自分の過去のいじめ体験について数人の前で語っています。
とても勇気がいる事ですけどお互いに悩みを話し聞き合っているので、
批判もなければ参加者はある意味「被害体験で苦しむ仲間」としての認識が持てるため、
孤独に悩まずに済むメリットがありました。
その場であった人と仲良くなるというわけではなく、みんな似たような事で悩んでいるんだという
辛さの共有から仲間意識が出てくるので、自分だけではないという安心感が出てくるのも当事者会のメリットだと思います。
悩みは大体似てる
僕が参加している当事者会では大体が過去のいじめ体験について語っています。
特に幼少期の辛い体験を語っている人が多いため、成人してからの体験を話すというよりかは、
過去のいじめ体験から現在どんな生きづらさに繋がっているのかを話している人が多いです。
職場で何かあったという事もあるとは思いますが、そういった成人してからのトラウマエピソードというよりかは、
それよりも根底にあるトラウマ体験が今、フラッシュバックして~という話が多い印象です。
僕自身もいじめサバイバーなので現在の悩みというよりかは過去のトラウマの方の事をその場で話しています。
そういった同じ共通した場なので、大体の悩みといいますか、そういった事は似てたりします。
そういった面でも孤独感を解消させてくれるかもしれません。
客観視できる
一人で悩んでいる時ほど大体が同じ悩みで頭をぐるぐる廻っている感じですけど、
そういった時ほど客観視はしにくいですよね。
当事者会であれば先ほども書いたとおり、同じような悩みを抱えている人が多いので、
そういった悩みを聞いていると「自分も同じ事で悩んでいるなあ」
となるわけです。
そういった客観視してみて、何かを感じる事が新たな発見に繋がり、ちょっと捉え方を変えられるかもしれません。
気軽に悩みを吐ける居場所になる
人に相談するって勇気ある事ですが、それが過去のいじめなんてなると、今更何を言ってんだか
と感じてしまう人は多いかもです。
でも、それを吐き出せないから生きづらさに繋がって孤独感に悩まされる原因になると思うので、
そういった被害体験を語れる場があるのはある意味、居場所とも言えるかもしれません。
辛い時に話せる場があるというだけでも、孤独や絶望に悩まされずに済むと思うので、
つらかったらそういった当事者会に参加してみるといいかもしれません。
うまくしゃべれなくても大丈夫!言葉にするのも大変なんだから
グループ療法には色んな悩みの場があると思います。
アルコール、ギャンブル依存、性依存等、色んな当事者グループ会って結構あるので
何か悩みを抱えていて生きづらさを感じているのであればそういった当事者会に参加してみる事をおすすめします。
なかなか人前で自分の辛い部分、しかも学生時代のいじめの事なんて語るのも恥ずかしくなりますが、
でも色んな人の悩みを聞いているうちに自分も話してみたいと思うようにもなりますので、
言葉にするのも大変だと思いますが、そういった場に出向けただけでも自分の殻を破った事と言ってもいいかもしれません。
うまくしゃべろうとか恥ずかしいとかはあまり考えずに、思うままに話せるようになれば、
気持ちがすっきりすると思います。
なので、ずっと同じことで悩んでいて辛いという方は、自助グループに参加してみてはいかがでしょうか。