気ままにいこうよ

いじめ、うつ病、ニート。ネガティブ人間が模索、提案するブログ

いじめ自殺を本気で無くすなら自殺ではなく「殺人」と言うべき

こんにちは。

のぶです。

 

僕は学生時代いじめによって心を傷つけられて大人になってもトラウマに苦しんでいたいじめサバイバーですけど、

 

僕だけでなく、大人になってもいじめの後遺症に苦しんでいる大人の人ってかなりいるんじゃないでしょうか?

 

それで、僕もけっこう苦しんだタチですけど、被害者の立場として思うのは

 

「いじめって犯罪だよね?」って事ではないでしょうか?

 

特に昔も今もいじめやパワハラと呼ばれる犯罪行為で自ら命を絶つ人が絶えません。

悲しいですけど、昔から問題視しているのになくならないのが現実です。

 

そこで今回は、いじめサバイバーとして僕が思ういじめ問題にたいして思う事を書いていこうと思います。

 

 

「いじめ、パワハラ」という表現をやめて犯罪と言うべき

僕は学生時代の6年ほどいじめを受けていました。

 

毎日、殴られましたし、侮辱も受けたし、文房具を壊されたり、友人からの裏切りもあったし、学校の裏掲示板に誹謗中傷なんて事もありました。

 

特に中学2年生からいじめが悪質になったのを今でも覚えていて、

 

ある一人の生徒からしつこくいじめを受けていたのが今でもトラウマなんですが、

 

そんないじめについて思うのは、「やっていることは立派な犯罪」という事。

 

馬鹿にする、誹謗中傷は、侮辱罪。名誉棄損罪。

 

殴るのは暴行罪。

 

物を壊すのは器物破損等。

 

等、刑法違反に当たります。

 

こういった立派な犯罪を「いじめ」や「パワハラ」とオブラートに表現しているから

 

いじめがなくならないのだと僕は思っています。

 

学校で殴られたらどうすればいいか?

 

それは警察を呼ぶんですよ。当たり前ではないではないでしょうか?

 

子供だからとか関係ないです。命の危険があるのであれば治安を守るのが警察のお仕事ですし、

 

大人であれば裁判で争いますよね?

 

そういった事を大人がきちんと教えないから子供のいじめという犯罪による自殺が減らないのだと思います。

 

いじめという行為は犯罪であり、許してはいけないのです。

 

それは日本が法治国家だからです。法律がルールであり、学校の校則は法律ではありません。

そして治安を守るのは警察のお仕事です。

 

殺されそうになったら110番するようにしましょうって大人が教えない事が問題だと思っています。

いじめは大人の人権意識が足りないせいだと思っています。

 

いじめ、パワハラ自殺は他殺である。心が死んでも人は死ぬ

いじめ、パワハラで自殺するケースってあると思いますけど、

 

僕は自殺って他殺だと思っています。

 

表現の問題だと思っていて、外的な要因がなければ人ってそうそう死なないんです。

 

ましてや、日本って環境はかなり他国より優れています。

 

治安はいじめを犯罪認定してない段階で良いとは思えないですけど、

 

生きていくには困らない環境はあるはずです。

 

ですが、自殺が毎年2万人もいるとなると、なにかしらの要因があるはず。

 

1つは精神疾患の可能性があると思いますが、

 

精神疾患を長期的に拗らせてしまう理由の一番は間違いなく人間関係です。

 

過労でメンタル病むこともありますけど、でも圧倒的に外傷による心の傷がトラウマを形成するので、

 

長く残ります。

 

トラウマの傷がいつまでも残り、それが生きづらさに繋がり自殺に至る事を考えると、

 

いじめ、パワハラという行為をただのいたずら程度に済ませてはいけないと思いますし、

 

心が病んだら人は死にますから、命がかかっている以上それは間接的な殺人とするべきではないでしょうか?

 

メディアはいじめによる自殺と報道していますが、そろそろ日本人はいじめというメディアが報じる表現に疑問を持つべきではないでしょうか?

 

集団で殴って楽しんで自殺させた事件があったらそれをいじめで済ませていいのでしょうか?

 

死んだ子はもちろんですけど、死なれた遺族、友人、恋人、家族の事を考えたらいじめで済ませていいはずがないのです。

 

僕はそういった本人だけでなくて色んな周りの人が傷つく行為である以上、犯罪をただの子供のいたずらで済ませるべきではないと思います。

 

いじめによる殺人が減らないのは大人のせい

最後に思うのは、いじめという子供同士の殺人が減らないのは大人に責任があります。

 

加害者はもちろん悪です。その親も管理責任があるので悪です。

 

ですが、それを許してしまっている環境もかなり悪だと思うのです。

 

最近、問題視されていますよね?

 

おそらく大津事件からになると思うんですけど、あの事件の加害者たちは裁判になって400万ほどの賠償が課せられました。

 

どうしてそうなったかといえば、世間的にもかなり衝撃的な事件だからです。

 

法律ができたほど動いたのです。でも、なんでずっと前から動かなかったのかというと、

 

大人たちの責任だからでしょう。

 

法律が出来てもいまだに自殺が絶えない以上、変わってないんだなと思うしかないのですが、

 

そういったきちんと罰する判例を大々的に報じないとなくならないと思ってます。

 

人が死んでから報じるべきではないのです。

 

人が亡くなる前に問題視するべきではないでしょうか?

 

人が死んだらそれはどんな形であれ殺人ですからね。その罪、責任が分からないまま加害者たちが大人になっていく方が恐ろしいと思わないのでしょうか?

 

それが本当の意味で加害者たちの更生にもなりませんし、これからに繋がらないでしょう。

 

それと、もしいじめがあったら僕は警察を介入させるべきだと思います。

 

大事ではなくて命がかかっているんですから、死ぬよりはましです。

 

もし学校でいじめがあったら、すぐ110番して学校に警察を呼べば世間は騒ぐでしょう。

 

そして学校は隠ぺいを図るでしょうね。それをメディアが問題視して世間に報じるようになれば、

 

いじめがいかにいけない事かが世の中に浸透するのではないでしょうか?

 

もちろん、本当に危機的な状態の時に限りますけどね。死ぬよりかは全然ましだと思います。

 

ただ、そういった事をさせずに我慢させてしまう空気が日本にはあります。

 

それが被害者をより追い込んでしまうと思うので、

 

そういった被害者が声を上げる環境が増えてほしいかなと思っています。

 

僕自身、こうして書いていますけど、まだいじめと闘っていますし、自分なりに決着はついていないです。

 

まだまだ時間がかかりますけど、自分の中で決着がついたら被害者の方が安心できるような活動をできたらと考えています。

 

このブログはその第一歩として活動しているので、メンタル的な発信だけでなくて、

 

いじめというトラウマによる苦しみをかかえている仲間として何か自分なりに発信できたらと思うので、

 

今後ともよろしくお願いしますm(__)m