気ままにいこうよ

いじめ、うつ病、ニート。ネガティブ人間が模索、提案するブログ

元いじめられっ子がいじめのトラウマ、心の後遺症をどう克服するかを提案します。

こんにちは。

のぶです。

 

僕は学生時代、中学高校といじめを受けていました。そしていまだにですが、いじめによる後遺症に悩まされている身です。

 

いじめとは人生を壊す、いわば犯罪です。

 

その体験者、被害者が被害体験を受けても尚、今現在進行形で苦しんでいるかと思います。

 

僕自身もうつ病、対人恐怖、社会不安障害等のメンタル的な病があるので、同じ被害者の方の気持ちがいたほど分かるのです。

 

そこでですが、僕自身がいじめによるトラウマをどう克服するかについて提案していこうかと思います。

 

ただ、提案なので必ず効果があるとは言えませんし、トラウマの大小もありますから、

 

その当たりはご了承くださいm(__)m

 

 

いじめによるトラウマを軽減させるには?

いじめによるトラウマに関しては大小あると思います。

 

ですが、共通して言えるのはトラウマがある事だと思うんですよね。

 

トラウマっていうのは、軽いものではなくていじめによるトラウマはかなり重症だと思っています。

 

複雑性PTSDと呼ばれているみたいですけど、交通事故のような一瞬の出来事でトラウマが発症するというよりかは、

 

いじめという長期間によるいたぶられる行為によって心が傷つきますので、

 

一瞬の出来事よりかは長期間じわじわとした出来事の方がよりトラウマになりやすいのです。

 

これがいじめが本当に厄介なところです。

 

僕はいじめを受けてから25歳の頃に初めてカウンセリングを受けました。それまでは薬物療法で何とか症状を抑えていたんですけど、

 

明らかにフラッシュバックの症状が出てきてしまうため、25歳にしてはじめてカウンセリングをうけます。

かなり遅いです。

 

僕のように大人になってからカウンセリングをうけるとなると根深くなっているため、

 

治療に時間がかかると思います。

 

ですが、僕は2年間による専門のカウンセリング治療と薬物療法である程度、フラッシュバックが起こらなくなりました。

 

カウンセリングに関してはEMDRと呼ばれるトラウマ専門のカウンセリングでしたが、

 

効果はありました。トラウマ治療の最先端なカウンセリング手法のようで、

 

EMDRによるカウンセリングは今メジャーになりつつあるかもしれません。

 

あとは僕は月に一度、不安軽減をしてもらう漢方を処方してもらい、飲んでいます。

 

それでもだいぶ良くはなりましたが、やはり心によるトラウマは残っています。

 

治療にもやはり限界があると思うので、ここからはある程度リハビリといいますか、

 

自分で出来そうなことを書いていこうと思います。

 

認知行動療法を学習してみる

トラウマだけでなくてうつ病等の精神疾患の治療の心理教育として、認知行動療法は学習しておくといいかもしれないですね。

 

認知行動療法とは、文字通りなんですけど、ありのままの現実を受け止めて対処する考え方になります。

 

うつ病になる人もトラウマで悩む人もみんな共通するのは悩みです。しかも、大抵は過去に起こった出来事に対することが占めています。

 

その出来事を思い出して行動が制限されるパターンってトラウマがある人は陥ると思います。

 

ですが、それはその場の空気、現実を見ていなくて、過去のトラウマから物事を判断してその眼鏡をかけて見ている状態なので、

 

きちんと認知されていないのです。

 

僕はトラウマ、鬱が酷かったころ、これにかなり悩まされました。。

 

ある友人から誘われると、自分の事を嫌っているんじゃないか?と疑心暗鬼になったり、

 

じつを言うと告白もされた事があるんですが、それも、どうせ馬鹿にされる。。。自分には不釣り合いだ、、、と思い悩んで自ら断った最悪な経験もあります。。ほんと情けない話です、、

 

あとは、相手が不機嫌になると自分といるのがつまらないんじゃないか?と不安になったり。

これはいまだにあります。。

 

ですが、どれも事実ではなく自分の解釈ですよね。。

 

トラウマというフィルターを通してみてしまうと、誤った認知になって鬱が出てくると思うので、

 

認知行動療法は学んでいて損はないと思います。

ちなみに、僕は現在進行形で学習中ですw

 

グループワーク、当事者会に参加する

これも現在進行形なんですが、僕はトラウマの自助グループに参加しています。

 

月に3回ほどなんですが、グループワークの中で自分の悩みを喋るようにしています。

 

グループワーク、自助グループに参加してみると、いろんな悩み、そして共感できる部分が見えてくるようになります。

 

もちろん、自分が悩んでいることを吐き出してストレスを軽減させる意味が一番効果がありますが、

 

新たな発見といいますか、「自分だけではなかった!」という気づきが出てきます。

これがわりと重要なんじゃないかと個人的には思います。

 

というのも、いじめというのも孤独です。そしてトラウマに悩むのも孤独との闘いになります。

 

ですが、折れるんですよね。でも、仲間がいる、話す場がある、受け止めてくれる場があるという安心感があると

 

人に心を許す事ができ、警戒心が解かれます。

 

いじめにあうと間違いなく対人恐怖になると思います。そういった人間不信を解消させるには人間の力でしか解決できないのも事実です。

 

でも、似たような悩みでないと、解消はされにくいのもこれまた事実なので、

 

先ずは同じ仲間と出会う、そして悩みを話す事が前進の一歩になると思います。

 

ちなみに、僕は色んな自助グループに通っていて、今はいじめによるトラウマと向き合って、話をしています。

 

楽しみを見つける

これは最後になりますが、効果的なのは気を反らす事だと思います。

 

といっても、気分転換がはかれたら苦労しないんですよね(;´Д`)

 

なので、楽しみを見つけるのはトラウマや鬱症状がある程度軽減されてからのお話。

 

やはり、辛い体験って蓋をしたいと思いますし、答えがでない部分ですからね。。

 

ずっと悩んでしまうとその世界に囚われて現実がみえなくなってしまう恐れがあるので、

 

何か楽しみを見つけて気を紛らわせるのは一番の心の回復に繋がります。

 

なんでもいいんです。

 

ゲームでも散歩でもちょっと自転車こぐでも景色の良いところに行くでも昔の友人に会いに行くでも

 

そんなので気が紛れないかもしれません。

 

ですが、回数を重ねていくのです。一度に楽しめとはいいません。むしろ鬱が酷いと楽しめないですよね。

 

ですが、調子がいい時にちょっと楽しんでみる。

 

その回数を何回か繰り返していけば、楽しい思い出で埋め尽くされます。

 

そうなってくると、過去の嫌な出来事はもう遠くへ行きます。

 

これは僕もいまだに出来ていない部分でもあるので、自分に言い聞かせているところもあるんですけど、

 

段々と思い出さなくなれば過去のトラウマも頑張りの証のように思えてくると思うので、

 

僕はそこを目指して自分のペースで楽しみを見つけています。

 

ただ、うつ病になると楽しみがなくなることもあると思います。

 

昔楽しんでいたこと、もの、趣味が途端に興味がなくなる。これはかなり辛いですよね。。僕も趣味を手放した事は何度もあります。

 

何も楽しくないんですよね。。

 

でも、そういった楽しくはなくてもそういった行動をして前を向いたという意味では心が楽しくないと受け付けても

 

楽しい行動を起こしたという事実にはなるため、行動に起こしてみる事もある意味治療になります。

 

これは認知行動療法でいう「行動活性化」と呼ばれる手法で、

 

行動に起こしてみて楽しみを見つけたり心を回復させる、それで振り返ってまた考えるという考え方なので、

 

試してみるといいかもしれませんね。

 

日記を書く習慣を身に着けるとより客観視できますよ^^

 

いじめによる心の傷を完璧に治す必要はない。心の傷は生きた勲章

最後に、心の傷は生きていれば誰しもが体験します。

 

ですが、それは生きた証だと思うんです。

 

生きた証を治す必要もなくて、どんなに辛かった体験も時間がかかりますけど、

 

とりあえず生きていれば何かしらの気づきにもなるはずですし、それが前を向かせる原動力にもなるかもしれません。

 

時間はかかると思いますが、自分のペースを保ち生きていく事ができれば、何か解釈も変わってくると思うので、

 

マイペースで少しずつ前を向いていけたらと思います。

 

僕もまだまだですけど、自分なりにがんばっていきたいと思います。