いじめトラウマ、フラッシュバックをどう乗り越えるかを考えてみる(いじめ体験談)
こんにちは。
のぶです。
僕は学生時代のいじめを大人になっても引きずる生活を送っています。
学生の頃のいじめ、しかも10年前のいじめをいつまで引きずってるんだよって思う人もいるでしょう。
僕もそう思って二十歳を過ぎるまではそうやって思っていたのですが、
大人になってもどう気分転換、新しい事を始めてみても事あるごとに昔の嫌な記憶が邪魔をして無意識に恐怖が勝り逃げてしまうのです。
正直、自分でも何が起きているのかよくわかりませんでした。
目の前に好きな人がいてそばにいるだけで心地いいのになぜか怖さが募って逃げてしまったり、
自分自身が醜い存在に思い、途端に無気力になってしまったり、
そんな感じで生活していました。
その結果、心身がどんどん消耗していつの間にか鬱が酷くなり、イライラが増して部屋から出る事ができなくなりました。
最初はうつ病という病のせいに思っていたのですが、どうしてこうなったを考えた結果、思いつくのは過去、中学生時代の長期間にわたる部活内での暴力、侮辱的ないじめでした。
学生時代から自己肯定感がない状態が続いていたのですが、
いじめられながらも勉強だけはしようと思って学校には我慢して通っていたのですが、今考えると
勉強する理由も学校に通う理由も加害者に対する復讐というのか抵抗だったんだと大人になってから自覚するようになりました。
とにかく悔しくて黙々と通っていい大学入って見返してやろう。
そんな事しか頭になかった記憶です。これが今思うとトラウマによる「闘争」症状だと大人になってから自覚しました。
どうもこの考えが癖になっているところが今もあって、
何かを頑張ろうとするたびにいじめ加害者たちの顔が頭に無意識に浮かんできては
「見返してやる!」
と思ってしまうのです。この考えで育ってきたせいか、自分の人生を歩む、自分が好きな事が正直大人になってわからないのです。
これが今、僕が苦しんでいる理由の1つでもあります。
あともう一つはフラッシュバック。
特に学生服を着た学生集団(高校生くらいの子)が電車内にいると身震いしてしまったり、
何かコソコソ話している話し声、音に敏感になった感じがあるので、
外を歩いている時はできるだけ音楽を聴くようにして不安を和らげたりしています。
あとは、地元、実家に今暮らしているんですが、
いじめにあっていた中学が家から近いのと加害者たちの自宅が分かるのがあるせいか、
地元にいるとフラッシュバックが起こります。
でも、地元を離れても変わらない事がわかったのです。
実は地元を離れた事が3度あります。旅行を含めるともっとあります。でも、決まって寝ると悪夢をみるのです。
一番ひどかった時は悪夢にうなされてあまりの怖さに声が出てしまって飛び起きた事がありました。
そういった事があってから地元を離れても意味がない事を痛感しています。
そんな感じでトラウマによる症状が今もあって家にいる事が多くて地元にいるので否応にも加害者たちの顔を連想してしまう毎日を送っているのですが、
どう乗り越えようか、、、と悩む日々です。
あまり治す事ばかり考えていても意味がないので、好きな事を探すのが一番手っ取り早いですが、
人と関わることの抵抗感をどう減らそうかが一番難しくて、深い関係になるのが怖い事もあってか
どうしても消極的になっている部分があります。
あまり、いじめのせい、昔の事のせいにしたくもないのですが、やはり、いじめって人生に影響を与えるんだなとひび痛感しています。
僕みたいないじめに苦しむ大人の人が沢山いるのもグループミーティングに参加していて実感するので、
本当にいじめをたかが子供のじゃれあいみたいな風に言わないでほしいなと僕は思っています。
それでフラッシュバックを乗り越えるにはですけど、これに関しては症状としてまずは受け入れる必要がありそうですね。
それから、どういった場面でフラッシュバックが起こるのかを考えてみる必要があるかもしれません。
今のところ、学生と地元が連想させている部分があるので、地元をもう一度離れる選択をしてみたいな、一人暮らししたいな、、
って思う事はあります。
今度は基盤をきちんと作ってから折合いをつけていこうかなって感じですね。