いじめ後遺症、いじめのPTSD、精神疾患に悩む僕の症状を紹介します。
こんにちは。
のぶです。
僕は現在生きづらさを抱えながら引きこもりのような生活をしています。
今は就労移行支援事業所と若者サポートステーションに通っているので、
厳密にいえばひきこもりではありませんが、依然としてひきこもる事もしばしばあります。
そんな僕ですが、生きづらさを抱えている1つの要因となっているのが、学生時代のいじめです。
中学高校と計6年間いじめをうけていまして、その後遺症に今でも悩まされているいわば、いじめサバイバーなのですが、
今回はいじめサバイバーの僕がどんな辛さを抱えているのか書いていこうと思います。
もし、同じように生きづらさを抱えている人がいましたら、共感してもらえたらうれしいです。
事あるごとにフラッシュバック
僕はもう20代後半の男なのですが、依然として10年以上も前のいじめに苦しんでいます。
そのなかで一番つらい症状がフラッシュバックです。
寝ている時や何か疲れている時、後は学生服の集団を見た時、いじめの現場、いじめ加害者に似たような顔をしている人、
を見ると、途端にフラッシュバックし、鬱状態になります。
フラッシュバックとは、要は昔の映像が今起きているかのような錯覚になる事ですが、
僕はそれが起こります。
昔の映像と今の現状と照らし合わせているところが無意識で起こるので、鬱のように症状を抑える事が出来ないのが辛い所です。
学生時代は我慢を重ねていたので、なるべく平常心を保つようにして何とかしていましたし、僕自身精神障害を患うまではPTSDの存在すら知らなかったので、
まさか自分がPTSDになったとは思いもしなかったのですが、症状から見るに過去のいじめは関係していると思います。
うつ病はよくなってきても、フラッシュバックは抑えられないのが辛い所です。
集団が苦手
僕は元々、集団行動が苦手なのはありますが、PTSDを患ってから余計に苦手に感じるようになりました。
僕がいじめられた原因は部活内です。
中学生当時、サッカー部に所属していたのですが、とにかく練習も何もかも厳しい部活でした。
でも我慢して練習に取り組んでいたのですが、いじめが横行するようになりました。
僕に対するいじめもそうですが、僕以外の子もいじめられてその様子を見るのがとても嫌で嫌で仕方なく、
部活内でもぼっちの僕は、いじめられていた人や孤立している人と一緒に練習してなんとか部活内でのポジションを保っていました。
ですが、部活内だけでなく、学校内でもいじめが横行したためクラスというもの、どろどろとした人間関係が嫌でしょうがなかったです。
そのせいか、職場での人間関係もうまくいかず、何かミスが起こると被害的に受け取ってしまったり、
職場の人を怒らせないようにと引っ込み思案的な傾向になってしまい、仕事もうまくいきませんでした。
あと、飲み会も嫌いですw
空気読めなんて言葉が一番嫌いですwその言葉も散々言われてきましたw
醜形恐怖症
これが僕の中で一番つらい症状で、ずっと苦しんでいるものですが、僕は醜形恐怖症でもあります。
病院で正式に診断されているわけではないですが、間違いなく醜形恐怖症です。
自分の容姿が醜いと思い、ひたすら執着してしまう病ですけど、
醜いかどうかは別として、自己肯定感が保てなくなり、毎日鏡を見ないと気が済まなかったりして
とにかく日常生活に支障がきたしました。
特に僕は学生時代いじめられた原因が容姿の事だったので、容姿をからかわれるのなんて日常茶飯事。
事あるごとにすれ違いざまに馬鹿にされる事もあったので、
自分の容姿に自信なんてありませんでした。
自分が着ている服も地味なものを選ぶようにしたりと、自分の服を決めるのも他者からの反応に怯えているところがあります。
あと、醜形恐怖症になってから、自分の顔写真を撮った事もなければ、自分の顔を見たくもないので
写真を撮られる事からひたすらさけていました。
おかげさまで思い出の写真なんてのはありません。
あとは、美容院に行って髪の毛を切ってもらうのも嫌で仕方ないので、
髪を切りに行くのはするんですけど、常にマスク常備とダッシュで帰宅するようにしています。
面と向かって話す事も無理です。
同世代が怖い
同世代の人と会うのも無理です。
厳密にいえば、合う事もできるし友人もいますけど、心から気を許せるかと言えば、難しい所になります。
やはり、同世代の人にイジメをうけていたので、本能的に怖いです。
心を許そうと思ってもなかなか心を開けないため、当たり障りない対応になってしまいます。
なので、人間関係は築けても長続きしないのが辛い所です。
まあ、人間関係に関しては練習あるのみですが、、、(;´Д`)
被害妄想
症状がかなり酷いときでカウンセリング治療もしていなかったときなのですが、
かなりの被害妄想に苦しみました。
目の前の人が攻撃してくるかのような錯覚といいますか、何かわからないんですけど怖さがあって自ら避けてしまうことが多々ありました。
相手からしてみたら、何が起きたのかさっぱりだと思いますが、
僕にとってはかなり苦しい症状でした。
特に大学生2年生の時が一番症状が悪化していきまして、とにかく人を避けてしまいました。
サークル活動に参加してはいたのですが、段々気力もなくなり幽霊部員になっていたころ、
サークル仲間から誘いの声をかけてもらってはいたのですが、それがもう被害的といいますか、怖く感じてしまい逃げていきました。
自分でも訳が分からず、とにかく家で泣いてましたね。。
たぶん、うつの症状もあったのでかなりヤバい状態でした。。
解離症状
これはいまだに多少あるのですが、解離の症状があるような感じがしています。実際には病院で診断されたわけでもなく、
相談してもいないのですが、、、
なんて説明すればいいのか難しい所ですが、ようはまるで自分自身が自分でないような感覚といいますか、
何か自分とは別の自分がいるような、まるで何かをまとっているかのような感覚でいる感じですね。
なので、現実感に乏しく、まるで映画の世界かのような症状に悩まされる時があります。
これは、難しいですね。
いじめられると色んな精神疾患になるから絶対イジメるな!!
最後にかいておきたいのは、いじめられると色んな精神疾患になる可能性があるという事。
僕だけでなく、いじめ被害者は大人になってからも精神障害に悩まされているケースが多々あります。
むしろ、被害者と精神障害はセットにしてもいいくらい、精神障害に悩まされているのです。
僕は最近、いじめ被害者の当事者会に参加しています。
そこでは、過去のいじめ体験を話す場なのでみんなが被害者なのですが、やはり大人になっても10年、20年、30年と苦しんでいる人がざらにいます。
中にはアルコール依存症になってしまったり、摂食障害に悩まされる人、あとは僕のように対人不安、対人恐怖もいますし、
うまく社会に適応できない人も多々います。
その原因はすべて子供時代のいじめなのです。中には幼稚園児の頃のいじめ体験もトラウマになっている人もいます。
なので、僕自身思うのは子供だろうが関係なく、たかがイジメで済ましては決してならないと思っています。
しかも、子供のいじめというのは要はなんでもありです。
暴力や恐喝、侮辱、性的被害、金銭の要求等、大人では犯罪になるのが子供では犯罪扱いされずに、「いじめ」呼ばわりをしているから問題だと思っています。
こういった被害を防ぐのも教えるのも大人の教育だと思うので、
僕は被害者の立場としてこうして発信していきたいと思います。
いじめが人生にどんな影響を与えるのかを書いていく事で少しでも社会から同じ悲劇を生まないようになってほしいと願っています。
あと、僕と同じようにいじめに苦しんでいる被害者の方、沢山いられると思います。
僕自身も、たいした人生も歩んでないですが、同じサバイバーとしてなんとか生きていますので、
大丈夫。。同じ仲間はいるから。というのを最後に書いて終わりにしたいと思います。
なにか、参考になれば幸いですm(__)m