元いじめられっ子の僕が自助会に参加してみて気づいたこと
こんにちは。
のぶです。
つい最近ですが、いじめの自助グループに参加してみました。
トラウマを抱える当事者グループに参加した事はあまりなかった僕ですが、
カウンセリングをうけた事で過去のいじめと向き合おうと思い、自助グループに参加しています。
そこで気づいた事を今回書けたらなと思います。
いじめの理由は違えど、自分だけではなかったという安心感
僕は最近、元いじめ経験をうけて現在も苦しんでいる自助グループに参加しています。
参加人数は数人ですが、
時間を設けて過去の辛かった体験や現在の状況をお互いに言いっぱなし、聞きっぱなし形式で話す会に
参加してます。
そこで思った事は、「みんな似たような経験をしてきて、同じことで悩んでいるな」
ということでした。
これは、僕にとっては安心感につながりました。
今まで、自分ひとりで悩んできたのもあって仲間がいなく孤独な世界に感じていたんですけど、
同じく過去のトラウマと向き合い、悩んでいる、生きづらさを感じている方が沢山いるんだなと思えたのは
変な感じですが安心感につながりました。
僕は今まで人前で暴力的ないじめ体験を話した事がなくて、ずっと隠してきたんですけど、
そういった今まで抱えてきた辛さ、経験を吐き出せたのは僕にとって新鮮でした。
人間、誰しも嫌な事を話すのって躊躇すると思うんです。特に昔のいじめとなるとなかなか話すのはできないと思うんです。
でも、こうした自助グループでは同じく辛さを抱えながら生きている当事者の方々がいるので、
自分の抱えている辛さを吐き出せる、ある意味居場所がある事が安心感につながりました。
まだまだ話たりないのがもどかしいですけど、定期的にあるので参加しようと思ってはいます。
同じ思いで共感している
いじめられると、やはり悔しさや劣等感を抱えたり、人と比べてしまったり、自己肯定感がなかったりしてしまうと思うんですけど、
そういった辛い体験やエピソードもみんなで共感できる部分があるので、
共感できる所が多いのも自助グループの良いところだなと思いました。
一人で抱えていると自問自答しているか変に自己完結してしまうと思うんですけど、
自己完結になってもそれを話してみる事でまた何か見つかりそうな感じはしました。
自分が話してそれを同じ人が共感して話してまた共感して話すといった感じで
連鎖的になっていくのも自助グループならではなのかなって感じでした。
段々と人前で話せるようになってきた
僕は最初に自助グループに参加したときは辛くてあまりいじめ体験の事を話せなかったんですけど、
回数を重ねるごとに具体的に話せるようにはなってきたかなと感じました、
そして、自分で自分を客観視するというのか、自分がどんな事が辛いのかも少しずつではありますが見えてきたので、
何度も重ねるうちに心も楽になりそうな感じはしました。
あと、普段の日常生活での悩みも話せるのもいいなと思いました。
僕はあまり人前で愚痴らないタイプなので、こういった自助グループで毒を吐かないとやっていけないなと気付きましたw
被害体験を語るのは難しいけどよくなってくると信じて参加してます
僕は今まで人に悩みを打ち明けた事がなかったので、
こういった場に出向き辛さを語る事で自分の殻を破るといいますか、生きづらさを減らしていけたらいいなと思ってます。
まだ参加して間もないので被害体験について言葉にするのは難しいですけど、
参加していくうちによくなってくる事を信じて今は参加しています。
なかなか学生時代のいじめって語る場がないので、そこはもっと各地に自助グループが増えたらいいなと思ってます。
今はオンラインの時代なので、オンライン自助グループも今後増えていきそうかもですね。
僕はまだ消化しきれてないので、もし自分の中でいじめと折り合いがついてきたら、こういった自助グループと言いますか、
語り場を創れたらと思います。
まずは、自分をどうにかしないとですがね(;´Д`)
もし、これからトラウマの自助グループに参加してみたいなと思った人は、
参加してみる事で何か気づく事があるかもしれませんよ。