気ままにいこうよ

いじめ、うつ病、ニート。ネガティブ人間が模索、提案するブログ

アドラー心理学を学べば、いじめのトラウマがなくなるのかについて考えてみた

こんにちは。

のぶです。

 

僕は最近、うつ病克服のために心理学の本を読んでいます。心理学というと難しくきこえますが、

 

そんな難しい本を読み漁っているのではなく読みやすい本を探して読んでいる感じです。

 

特にうつ病とトラウマについて克服のためにアドラー心理学を学習中。

 

アドラー心理学で有名な本は「嫌われる勇気」ですよね。

 

数年前に話題になった本だと思いますが、とても分かりやすく、学者と学生とのやり取りの中でアドラー心理学を学習する内容なので、

 

僕みたいなあまり本を読まない初心者でも入りやすい内容なのかなと思います。

 

僕はそれからアドラーに関する本をちょくちょく見ているのですが、

 

個人的にはトラウマがある人にとっては酷な内容かなという感じではありますね。

 

僕はかじった程度なので完全に理解したとは言えないですが、

 

要するにトラウマの意味付けによって変わってくるというもの。

 

トラウマの事象があって、たとえばいじめとかですけど、いじめに苦しむ人もいれば苦しまない人もいるという解釈で、

 

そのトラウマを「自分は乗り越えた。これからはどんな困難があっても大丈夫」

 

と思えるかそれとも

 

「自分はいじめのせいで人生が狂った。またいじめられる。。」

 

と思ってしまうのか。それは個人の考え方によるもので変えられるといったものです。

 

確かにあながち間違っていない考えですし、定義づけによって変えられるものではありますが、

 

本当に苦しい時には難しいのかなと思います。

 

僕も何度もそう考えるようにして行動に起こし、実際過去のことを忘れて先に進むことができたのですが、

 

ボロが出てしまい、それが鬱に悪化して引きこもってしまいました。

 

学生時代のいじめは中学、高校だったのですが、毎日死にたいくらい辛い学校生活でした。。

 

ですが、一応短期大学まで通えてそれから資格の勉強をしたり、意欲的にはしていたのですが、

 

対人関係に関しては無意識に回避をしているなって思っていました。どこか息苦しい、人が怖いな、、と。

 

それから、鬱が悪化して次第にやる気もなくなり過去を思い出してイライラして引きこもるという最悪の展開に発展しました。

 

トラウマをなかったものにすることはやはり難しく、無意識、潜在意識の中に「恐怖」という概念が植え付けられていた以上、

 

心理学の考えでどうにかするのは難しいと思いました。

 

今は治療の甲斐もあって過去を思い出す事も少しずつなくなりはしましたが、

 

心理学を読んでそれでトラウマがなくなるのは、個人的にはむずかしかったですね。

 

今は心理学を学習する余裕が生まれてきたので、アドラー心理学でトラウマと向き合うのはある程度、心に余裕が出来てからの方がよさそうだと個人的には思います。

 

こころが弱っている人がみたらけっこう手厳しい事が書いてあるので逆に

 

「自分に非があったのでは?」と思ってしまうかもしれません。

 

アドラー心理学は時代を先行く心理学のようなので、確かに分かりやすく良い内容なのですが、

 

アドラー心理学を学習したからといってすぐにトラウマが消えるといいますか、

 

考え方が変わるかと言えばそうではないのかなと思います。

 

本当に苦しんでいる時は、きちんと専門的な治療を得てそれから心理学を学習する流れがいいと思います。

 

過去のトラウマと決別できない人もいると思います。僕もまだ完全に決別できたわけではありません。

 

ですが、必ずしも決別しなくてもできなくてもいいとは思います。

 

無理に頑張って忘れようと努力すればするほど考えが固定化されてしまって逆にトラウマの事しか考えられなくなるので、

 

少しずつ過去と向き合っていく方がいいのかなと思いました。

 

弱さを見せてもいいと思うんですよね。必ずしも乗り越えなくてもいいというのか、

 

弱いところがあるのも人間なので、トラウマに苦しんでしまうのもなんらおかしくない話だと思います。

 

僕はちょくちょく学習して過去と折り合いをつけていく予定です。