過去のいじめがトラウマになって自分いじめをしてしまう理由
こんにちは。
のぶです。
いじめの記事をいくつか挙げているんですけど、僕は学生時代、いじめをうけて大人になってもトラウマになっていました。
僕のように昔のいじめ体験によって大人になった今も生きづらさを抱え心に深い傷を負っている人はわりと多いと思います。
僕は自助会に参加したりするのですが、大人になっても生きづらさを抱えながら生きている大人の方が沢山いました。
過去のトラウマを乗り越えるには相当の葛藤があるのと同時に自分自身をいたぶってしまう、いじめてしまう事もあるようです。
そこで、過去のいじめによるトラウマがどうして自分自身をいじめるようになってしまうのかについて自分なりの考察を書いていこうかなと思います。
過去のいじめが原因で自分いじめをしてしまう理由
自分いじめとは、定義とかはないんですけど、自分自身を大切にしない事をここでは言いますね。
自分を大切にしないとは、分かりやすい例でいえば自傷行為、アルコール、薬物などの依存に走ってしまう事だと思います。
アルコール依存や色んな依存症の背景には心に深い傷がある事が背景にあって
その苦痛を和らげるために依存物に走ってしまい、それが自分自身を傷つける事に繋がってしまうのかもしれません。
自分を大切にできなくなってしまう理由については僕自身、心理学に詳しいわけでもないので詳しい事はわかりませんが、
いじめに関して言えばおそらくですが
「自分自身が汚れた存在になってしまった」「自分は穢れた存在なんだ」という
謝った認知があるからではないかなと思います。
僕自身、自傷行為に走った事はありませんが、自分自身をいたぶる行為に走った事は何度もありました。
大人になってからの反抗期みたいな感じで、タバコや酒、買い物依存、3度の自殺未遂等、経験があります。
極度の鬱状態もあったと思うんですけど、その背景には自分自身が汚れた存在だから痛めつけてもいい、
どうせまたいじめられる、というどこか人生を諦めた気持ちが強くて自分や周り、現状がみえなくなってそのような奇行に走っていました。
なげやりな感じでした。
でも、それは自分いじめをしている事に気づかず、自分で自分を追い込んでいるだけに過ぎない行為という事にも気づかなかったので、
生きづらさはなくなりませんでした。
おそらく、同じく自分を傷つけてしまっている方は自分を傷つけて生きやすくなる事はないと思います。
生きやすくなるためには傷ついた自分を受け止めて心の傷をいやす事が大事なのかなと思っています。
自分をないがしろにしても生きやすくなる事はないんですが、ツラい時ほど自分をいたぶってしまうのが不思議なところです。
いじめによる心の傷を癒す事が根本的な原因の解決に繋がる
色んな依存や生きづらさの背景には心の傷が隠れている可能性があります。
何かに依存する事、アルコール依存だったら断酒する事が解決なのではなくて、
過去のトラウマ、心の傷を癒す事が解決に繋がる事なのかなと個人的には思います。
何か生きづらい背景があってそれをごまかすためにアルコールに依存しているだけであって、
アルコール自体が原因というよりかは、心の傷、トラウマが見え隠れしている可能性があるかもしれません。
いじめに限った話をすると、いじめをうけると色んな感情がでると思います。
くやしさ、怒り、憎しみ、悲しみ、
そういった負の感情を取り除かない、自分自身で我慢してしまうから、ごまかすために自分をいじめて色んな自己破壊的な行為に繋がるのかもしれませんね。
僕の場合はとにかく怒り、憎しみが酷くて、イライラをごまかすためにタバコを吸ってみたり、
酒を飲んだりと破壊行動に走っていました。
ですが、その背景には耐え抜いてきた我慢があってその我慢が悪さをして色んな人に当たったり、
自分を傷つけたりしていました。無意識ですが。
今はカウンセリングをうけたおかげと、心を癒す勉強をしたおかげか、だいぶ心の靄が晴れて、
自分らしくいられるようになれたかな、客観視できるようになれたかなと思います。
ですが、我慢していた期間が長かったせいか、完全に癒えたわけでもないですし、失ったものがあったなと思う事もしばしばです。
いじめとは、本当にあってはいけない行為である事をもっと世間が自覚してほしいものですね。