いじめ後遺症の治療に効果的なのは人間で癒すこと
こんにちは!
のぶです(;'∀')
僕はコミュ障で社会不適合者の人間ですが、その理由はいじめを拗らせた事にあります。
いじめって身近なものだと思うので、あまりいじめのトラウマについて語られる事ってそんなにないかと思いますが、
僕は学生時代、暴力的暴言のいじめにあっていた人間であり、いじめを拗らせてしまったいじめサバイバーの当事者でもあります。
僕自身、治療中の身ですし社会に適合できていない人間なので、いじめの後遺症についての回復法を語るほどたいそれたものでもないですが、
今回は、僕なりにいじめのトラウマをどう解消すればいいのか考察したいと思います。
トラウマは長く残り被害体験に大小はない
まずはじめに言っておきたいのは、いじめだろうと事件、事故であろうと、
何かしら被害にあわれた側の被害体験は長く残るという事です。
僕の場合は学生時代のいじめのトラウマがいまでもあります。
もうかれこれ10年は経ちますが、10年経っても残る人は残るし残らない人は
すぐに忘れます。
ただ、当事者として言いたいのは、いじめだろうとなんであろうと、当事者本人が長く苦しんでいるのであれば
それは、トラウマということです。
イジメって一言でいってもいろんなものがあります。
陰口、無視等軽いものもあれば、暴力、恐喝、性被害、自殺教唆、侮辱など、
犯罪的な行為もいじめになってしまうのです。
それが、今の日本の現状です。
そして、いじめとは大なり小なりあるものではありますが、第三者からみたり、後は被害者本人が
「このくらいで悩んでいるのは情けない」
と思ってしまう事があります。
ただ、言いたいのは
「被害体験に大なり小なりなんてのは関係ないよ」
って事です。
本人が悩んで苦しんでいるのであればそれはトラウマであり、辛い体験をしてきたということなので、
被害にあわれた方、そしてそういった方をサポートする人、
そういった辛い体験にあわれた方に対する言葉は十分選びましょう。
そういった周りのかたの心がけが治療の第一歩だと思います。
人間関係のトラウマ体験の治療には人間で癒すしかない
これはいじめ体験に合われて人間不信になったり、トラウマで上手く人付き合いができない方にとって酷な話ですが、
やはり人間関係のトラウマは人で癒すしかないと思ってます。
これはとても辛い事です。
例えば、あなたは昔、近所の犬に噛みつかれたとします。
それから犬が近くにいるたびに、危機感を覚え、犬と接すること自体遠ざけるようになりました。
それが長く続き、やはり犬と接したいと思うようになった場合、どうするか。。
それは犬と接する練習を積み重ね、次第に犬嫌いを克服していく。そうやって機会を増やし慣れていく事こそが治療への近道なのです。
では、これを人で置き換えるとどうなるか。
それは人と慣れていくしかないのです。これは人間関係でトラウマを抱えている人からしてみたら、かなり酷なことです。
ですが、残念ながらそれでしかいじめのトラウマ、特に人間不信を回復する道はないのかなと
個人的には思っています。
これは僕もまだまだ出来ていません。やはり同世代の人は怖いですし。でも、少しずつでも慣れていって社会に繋がりたいと思うので、
僕自身も人間関係の治療を続けています。とても険しい道なのは間違いないです。
それほど、イジメとは人の人生を左右してしまう大きな出来事なのです。
一番の近道は医療、当事者会
僕自身、まだまだ社会参加できていない身なので、これだ!と声を大きくして言えないですけど、
一番の近道は医療そして当事者会に参加することかなと思っています。
現に僕は月に一度、心療内科に通院しています。
心療内科、精神科と聞くと、
「なんかヤバそうなところ」
とおもうかもしれません。しかも、過去のいじめなんてなかなか人に言えないですし。
これに関しては病院の先生によってしまうので何とも言えないですが、
悩みに対して治療するのが心療内科の役割なので、ある意味、心の悩みのスペシャリストです。
ただ、単に薬だけを処方する病院もありますが、そういったところはあまり真剣に話を聞いてくれるかは難しいですので
なるべくなら時間を長くとってくれて親身に話を聞いてくれるところをおすすめします。
これに関しては当たりはずれがあるので、難しいです。
ただ、病院という手段もあるという事は大事です。
後は当事者会に参加してみるといいかもしれません。
当事者会に関しては、色んな悩みのグループがあります。
ひきこもりやアルコール依存症、ギャンブル依存、ネット依存など、
そういった同じ悩みを抱える当事者が集まる場はいくつかあるので、ネットで検索して通ってみるのをおすすめします。
はじめはなかなか言えないと思います。僕もいまだにそういった場ではうまく言えません。
ですが、悩みを打ち明ける事、そして他の人の悩みを聞くことで客観視して物事をみれるようになるので
辛い時はそういった場で打ち明けてみるのもいいと思います。
同じ悩みを抱えている仲間ですから、批判はしませんからね。
まとめ
今回はいじめの後遺症の治療に関して書いてみました。
こう書いている僕自身もまだまだ治療者の身ですし、絶対的なことは言えません。
ですが、やはり治療の近道は人間関係しかないのかなと思います。
本当につらい話ですけど、僕は心の中で
「世の中悪い人ばかりではない」
と言い聞かせて、今は当事者が集まる居場所に参加したりしています。
でも、そうやって当事者会に参加できるだけでも自分の殻を破ったことになりますので、
ある意味では前進しているのかなと思ってます。
そして、このブログを通じて言いたいのは、
「いじめは絶対するな!」ってこと。子供だろうと関係ありません。
僕自身が被害者の身として大人になっても苦しんでいる、そして、同じく苦しんでいる仲間に向けて何か前向きになれるようなブログになれたらいいな
なんて甘えてますが考えていますw
暗い話ばかりだと読者さんも気が滅入ると思うので、日々の思った事を書きつつ、
趣味や楽しい事を発信できたらと思いますm(__)m
ではまた(^_^)/~